たばこあれこれ~今も昔も変わらないタバコの歴史~

近年たばこの健康被害が叫ばれますよね。しかしタバコと聞いただけで悪いもの、と思うのも愛煙家の方達には快くないものです。そこでタバコの豆知識を知って理解を深めましょう。



そもそもタバコの由来は?

日本におけるタバコは1601年に現在の宣教師から伝わったもので現在の長崎県平戸市が日本のタバコ渡来の地になっています。1605年には初めてタバコの種が植えられました。ちなみにタバコという言葉も元々はスペイン語やポルトガル語の「tabaco」がもとになっています。タバコ自体は紀元前5000~3000年ごろの南米アンデス山脈で栽培されたものが起源です。言葉自体は古いアラビア語で薬草の事を指す「tabaq」がスペインで「tabaco」と呼ばれていました。日本にはポルトガル語の読みとして伝わっており、当て字には「多巴子」などが用いられていました。ちなみに生物学的にはナスやトマト、ピーマンなどのナス科の植物の仲間です。



日本のタバコの歴史

タバコが宣教師によって伝えられたものです。当初は非常に高価な薬品として普及しており、喫煙できるのは裕福な武士か商人だけだったそうです。喫煙方法は時代劇でもよく出てくるキセルを使ったものが主でした。江戸中期以降には価格が下がり庶民にも喫煙習慣が広まるようになります。このころになるとキセルやキセル盆、キセル入れなどの工芸品も発達しました。江戸時代の喫煙は主に男性ばかりで女性の喫煙者は主に遊女たちの間で行われていました。売れっ子の遊女の場合、自分で独自に調合したものを客に送っていたようです。また吉原遊郭では遊女が店の外の客にキセルの吸い口を差し出す客寄せ行為も行われていました。



禁煙令と健康問題

タバコの健康被害や禁煙はよく耳にしますが実は江戸時代にもありました。福岡藩士の貝原益軒が著書「養生訓」の中に「煙草は性毒あり」と記述しており、煙を吸ってめまいを起こす、病気になる、慣れてしまえば癖になり、止めるもの難しい、という現在でもわかるタバコの弊害が書かれています。この他にも卍山道白という和尚が受動喫煙に関する記述を残しています。

禁煙に関しては1609年に年に徳川家康が出した禁煙令もあります。ただしこちらは健康被害などではなく、お城で度々不審火が発生したためです。その後も禁煙令は何度も出されており、時にはタバコの栽培を禁止やキセル狩りの実施なども行われました。ちなみに江戸城は4代将軍のころまで全面禁煙だったそうで、その後喫煙場所を設けて処置がとられています。タバコに対する制度や対処は今も昔も変わらないようです。5代将軍綱吉の頃にはたばこに対する禁令は出なくなりました。

いかがでしたでしょうか。このようにタバコの健康問題などは今も昔も変わらないようです。現代ではこの健康問題にはいろいろと異論もありますが、依存性や呼吸器などの影響が懸念されています。この他にも性機能にも影響があるようで、もしこういったことが気になる、疑いがある方はバイアグラなどのED治療薬を頼ってみるのがいいかもしれません。ネットなどで売っているものは違法なものもありますのでぜひクリニックなどを利用しましょう。何事もほどほどにしておくのが健康的なのかもしれません。




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