学習塾や家庭教師の実態

学習塾を運営するのには、何か資格がいるのでしょうか?答えはNOです。まったく何の資格がなくても学習塾は運営することができます。そのために全国的に適当な塾が蔓延しているというのが現状ではないでしょうか。

トリビア、というほど軽いものではないかもしれませんが、良くある学習塾の実態をご紹介します。まず、1つ断っておきたいのが大手の予備校や、個人的に家で勉強を教えているようなところは別と考えておいてください。ここで取り上げるのはあまり名前を聞かない学習塾チェーンのお話です。



教材をローンで購入!?

私の知っている会社は良く保護者からの訴えを消費者センターに起こされていました。まず問題になりがちな学習塾の形態として、なぜか月謝をローンで払うところです。その仕組みはというと、簡単に言うと学習教材をローンで購入することにさせられるということです。1年間の教材費としてだいたい12万円程度、月1万円も払うのはおかしいですが、その金額を毎月払うことになります。

さらに毎回通う塾の指導料は別途支払うことになっています。だいたい1回あたり3000円程度として、週に一回通うにしても月に12000円はかかりますから、教材費のローンと併せれば合計で2万円以上はしますし、その他にも教室維持費なども取る会社もあります。もはや子供の教育にかこつけた金儲けとしか思えませんが、実際にこうした会社は多く存在しています。

この仕組みはもし子供が塾を辞めてしまっても、教材費は物として契約したので解約はクーリングオフ期間以外は認められないということです。まったくもって詐欺同然のところもありますが、子供が勉強したいという希望に満ちているタイミングで契約をしますから、親も契約内容に疑問を感じてもその段階ではあまり気にしないことが多いというのが、この契約の盲点なのです。

また、こうした会社が運営している学習塾はとにかく人を集めるだけ集めたいと思っていますから、勉強を教える側の人間も大量に募集します。大抵、大学生がアルバイトでやっていますので、適当に休んだりする場合も非常に多く、代わりに勉強を教えたこともないような事務員が先生となることもありますからいい加減なものです。



家庭教師も同様な仕組みに

さらに、家庭教師の派遣をおこなっている会社もありますが、その中にも実は教材販売が目的の会社がいます。営業マンが勉強を教えに行き、子供の苦手科目をわかりやすく教えてあげます。その上で「勉強したい!」とやる気になった子供に、別のアルバイト講師を派遣して契約は教材をローンで組ませるのです。

もちろん、こうしたやり方で成績が上がって、感謝されている会社もあるとは思いますが、少子化になっていく一方の日本でこうしたやり方がいつまでも続くとは思えません。お子さんをお持ちの方は良く考えた上で塾や家庭教師に申し込みましょう。


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