人体のちょっとした部位の秘密

人間の体には、一見「これって何かの役に立っているのか?」と疑問に思えるパーツもたくさんあります。たとえば、鼻の下の溝は、どういう役割をしているのでしょう。知っているようで知らない、人体のパーツの小さな秘密をいくつか解説していきましょう。

耳たぶはどうして必要なのか

うっかり熱いものに手を触れたとき、反射的につまんでしまう耳たぶ。もちろん、指を火傷から守るためにある器官ではありません。もっと現実的な役割を果たしているようです。

耳たぶは、集音効果(音を拾う役目)と、音のした位置を素早く判断するために役立っています。試しに、手を広げて耳たぶに当ててみましょう。あらゆる音が、少し大きく聞こえるはずです。警戒すべきものの接近を察知するために、耳たぶは必要不可欠です。

のどちんこの秘密といびき

女性にだってある「のどちんこ」。これも、ただの飾りではありません。正式名称は「口蓋垂」で、飲みこんだ食べ物が鼻に流れ込まないように蓋をする役目をしています。自分では見ることはできませんが、食べ物を飲むとき、のどちんこは、のどの奥にある鼻からの通路を一時的にふさいでいます。意外にも重要な役割を果たしている器官のようです。

ちなみに、眠るときにいびきをかいてしまうのは、のどちんこが喉の奥に落ちて中途半端に蓋をし、呼吸のたびに震えるから。ちなみにのどちんこの形態は、人によって別々のものが2つあったり、先が2つに分かれたりしていたりして、意外に個性的です。

鼻の下の溝、役には立たないけど…

耳たぶやのどちんこと違い、誰にでもある鼻の下の溝は生命活動には特に役立ってはいません。しかし、この溝が形成される理由はきちんとあります。胎児が成長していくときには、まず顔面の皮膚から形成されるわけですが、このとき口の左右の部分から皮膚ができていき、鼻の下で繋がります。その名残が、大人になっても残り続けるわけです。

人体のすべてのディテールには、何らかの役割・理由があるものです。中には、ちょっとみっともない形状のものもありますが、人として生きている証として、静かに享受しましょう。あなたの何気ない活動に、それらの小さな部位は大きく役立っている…かも。


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