お寿司屋さんでの3つの雑学

お寿司屋さんには、小さな謎がいっぱいです。暗黙のルールも多くて、何となく息苦しくなってしまいます。しかし、高級な寿司屋でも大人として堂々と振る舞えるように、3つの雑学を知ってください。「シャリ」と「ガリ」と「あがり」の秘密を紹介しましょう。

「シャリ」の語源は仏教から?

お釈迦様の骨を「シャリ」と呼び、骨がご飯と同じ色をしていることから「ありがたい」という気持ちを込めて、酢飯も「シャリ」と呼ぶようになった…。そんな俗説がありますが、これは間違いです。お釈迦様の骨は、そもそもサンスクリット語では「シャリーラ」です。あながち見当はずれでもありませんが、少なくとも寿司とは無関係です。

「シャリ」の語源の真実は、白米のことをサンスクリット語で「シャーリ」と呼ぶことから、が正解。しかし、お釈迦様のお骨を由来に持つ「シャリ」なんて、逆に食べにくそうですよね。これは「シャーリ」なんだと思って、リラックスして召し上がってください。

「ガリ」の3つの役割

かつて、電気冷蔵庫のなかった時代は魚の鮮度を保つのが難しく、生臭い臭気を放つこともしばしばありました。その臭いを消すために、ガリを出したと言われています。その甘酸っぱいガリには、前に食べた魚の味を消す「口直し」の役割もあります。

さらに、ガリの使い道はそれだけではありません。軍艦巻きに醤油をつけるときには、ガリを使うのが基本。箸で挟んで刷毛のようにし、ネタに塗りこみます。「臭い消し」「口直し」「しょうゆ塗り」、3つの役割を持つガリは、お寿司屋さんに欠かせないものです。

「あがり」が熱々なワケ

お寿司屋さんで出されるお茶(あがり)は、概して熱々です。これは、口の中に残った寿司の脂を流すため。さらに、緑茶に含まれる「フラボノイド」という成分には消臭作用もあるので、前に食べたネタの後味も消えます。1品1品をおいしく味わうためにも、あがりは熱々でなければいけません。「おひや」をもらうなんて、ちょっとお子ちゃまかも!?

社会に出ると、付き合いで入ることも多くなるお寿司屋。ルールやちょっとした知識を身につけて、恥をかかないように注意してください。「通」としての余裕を持てば、お寿司をもっとリラックスして味わえることでしょう。


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