公園は子どもの学校だ!~3つの動植物の雑学

公園には、さまざまな生物が群れています。子どもたちに自然教育を施すには、最適の場所でしょう。ゲームばかりする子どもたちに教えてあげたい、公園に暮らす生物の秘密をいくつか紹介しましょう。ケータイやゲーム機を少しの間取り上げて、聞かせてあげてください。

働きアリの習性は

アリはもっとも身近な生物の1つでしょう。子どもの頃、アリを潰す、という残虐な遊びを通して、私たちは「命」について何かを学びます。しかし、働きアリから学べることはそれだけではありません。「仕事」についても、アリは大切なことを教えてくれます。

実は、どんな働きアリの集団でも、本当に一生懸命仕事をしているのは2割です。残りの6割は平均的に仕事を行い、2割は怠けます。試しに、ある集団から「真面目組」だけを取り出しても、その中でまた新たに2割が怠け始めます。この比率と習性は、人間社会でも同じかもしれません。どんな集団にいても常によく働く2割でありなさい、と諭してあげると、子どもも面白く話を聞いてくれるでしょう。

踏まれてもくじけないオオバコ

どんな公園にも、日陰にたくさん生えている平べったい植物・オオバコ。彼らは、そもそも茎に高く伸びる性質がないため、他の野草が繁茂する場所では生存競争に勝つことができません。そこであえて日陰を選び、なるべく葉を広げて光合成の効率を上げています。

また、オオバコは人に踏まれても、そうやすやすと枯れることはありません。むしろ踏んだ人の裾にタネをくっつけて、各地へと運搬させ、繫殖に利用します。日陰に強く、踏まれてもくじけないオオバコは、子どもに人生の「強い生き方」を教えてくれます。

危険! キョウチクトウには近づかないで

街路樹でもよく見かけるキョウチクトウは、枝を折ると白い乳液を出します。実はこの液体は、昔は強心剤や利尿剤として使われていました。薬になると言うことは、量が多すぎれば毒になる、ということでもあります。人間よりもはるかにタフな馬が、大量に食べすぎたために死んでしまった例もあるそうです。燃やした煙にも毒があると言われています。公園で遊ぶ子どもには、あまり近寄らないように教えておきたいところです。

公園は、1つの社会のようなものです。そこに生きる動植物たちは、子どもたちに多くのことを教えてくれます。たまには「外で遊びなさい」と強制的に子どもを家の外に追い出すのも、親の役目なのかもしれません。


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