ことわざの名脇役、ウマとトラの雑学

ことわざや慣用句にもよく登場するウマとトラ。彼らにまつわる雑学を、2つ紹介しましょう。あまり身近な生物ではありませんが、動物園に行ったときにでも友達に話せば、大ウケするかも!



突然ですが、トラとウマの雑学、知りたくありませんか? ことわざや慣用句にもネタとしてよく使われるこの生物たち…昔の人は、何やらこの2つの動物に対して深い思い入れを抱いていたようです。彼らに関する「興味浅い」トリビアを、2つご紹介しましょう。

ウマはろくでなし!?

お嫁さんをもらうために、恋人の両親に会いに行く…緊張の一瞬です。どうやら相手の父親は、「こんなどこの馬の骨だかもわからない奴に」と思っている様子。さて、一体どう切り抜けたものやら…。でも、ちょっと待ってください。「馬の骨」って何なのでしょうか?

実はこれは、もともと中国から伝わった表現だと言われています。お隣の国では、役に立たないものをたとえるとき、「一に鶏肋、二に馬骨」と言うのだとか。「鶏肋」とはニワトリの肋骨のことで、これは小さなもの。その辺に捨てれば、それでおしまいです。
しかし、ウマの骨はそうも行きません。大きいので、片づけるにも手間がかかります。役立たずで、しかも邪魔…そこから、誰にも必要とされず、ただゴロゴロしている人のことを、「馬の骨」と表現するようになりました。
語源を知ると、なかなかひどいことを言われているものです。ちゃんと仕事もして、税金も払っているのに、「どこの馬の骨だか」と罵られたことのあるあなた。「何を言う!」と激昂してもいいのかも…!

大切にされるトラの子

「虎穴に入らずんば、虎児を得ず」ということわざ、あるいは「トラの子」という言葉。どうやら幼いトラは、貴重なものの代名詞として扱われているようです。 これは、哺乳類にしてはとても珍しく、トラが自分の子どもを可愛がり、非常に大切にすることから出た言葉だそうです。「猫可愛がり」という言葉も、もしかしたらネコ科のトラと関係しているのかもしれませんね。獰猛なイメージが強いトラですが、そんな優しい一面もあるようです。物事を見た目で判断するのはいけない、ということでしょうか。
ウマもトラも、残念ながら日本ではあまり身近な動物ではありません。日常的に目にする機会はありませんが、今度動物園にでも行ったときは、少し違った目で彼らを眺めてみましょう。ろくでなしな(!?)ウマと、本当は心の温かいトラを…。


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